全快堂には様々な症状の人が来ますが「うつ病」「眩暈(めまい)」の症状が、特に酷い患者様は「外出先で発作が起きたら怖くて」と外出を控える人がいます。私はそんな時には「確かに明日症状が起きるかもしれません。しかし極端な話ずっと起きなくて10年後に起きるかもしれないですよね。そうしたら10年間は怖がっていることで肉体的ちも精神的にもボロボロになって他の病気になるかもしれません。そして10年間外出しなくて大事な時を無駄に過ごしてしまったことになります」と。患者様に話をしながら「あれ?何か似ている」と思いました。それはコロナ禍の現在です。特に新型コロナウイルスが流行し始めた2~3月頃「コロナが怖いから暫く外出を控えます」という患者様が居ました。「そうですよね~」と対処していましたけど終息が見えない現状では外出を控えた人々は徐々に筋力低下とビタミンDの低下が逆に感染リスクを上げていることに気が付いているのでしょうか?確かに3密は避けなければいけませんが行動範囲が狭く、また紫外線に当たらなければビタミンDを活性させることが免疫力低下を招きコロナ感染リスクを上げるのです。今は寒いですからコロナが怖く無くても外出したくないのが現状ですから引きこもりに拍車が。各々の人生、各々の考え方ですから無理強いは致しませんが「いつまで巣籠もり生活をしますか?」という問題になってきます。だからといって暫く巣籠もり生活をしていた人は無菌室から出た人のように感染リスクは高い筈です。室内での運動やビタミンDの豊富な椎茸等のキノコ類を摂りつつ換気を兼ねて窓を短時間開けて紫外線を浴びて徐々に外出に体を慣れさせて下さい。最後に衝撃的なデータを。ビタミンDを活性させるのに必要な紫外線照射時間は7~8月は6分で良いのに12月の現在は41分というデータを見ました。特に寒いと防寒着で現在はマスク着用の為に露出している皮膚は「?」です。だから毎日短時間外出しましょう。