現在「お笑いブーム」が続いています。それ以前のお笑いブームはツービートやB&B、紳助竜介、さんま、山田邦子、セント・ルイス等々が絶好調な時期で番組では『THE MANZAI』『オレたちひょうきん族』が人気を得ていた時期でした。その頃はバブル期で無邪気に人々も浮かれて将来に不安が全く無いと思えるほど笑って人生を謳歌していました。しかしそれからはバブルが弾けてリーマンショックが有ったり自然災害が多発して「老後は大丈夫だろうか?」と不安になって調べたら「消えた年金問題」となり一層老後が不安になって出費を抑えた結果、金の流れが止まりデフレ突入になりました。不況が不況を生んで経済的に立ち直れて無いのに増税するという失策が更なる不況を招きました。そこに現在駄目押しのコロナ禍でThe Endと落ち込む気持ちに救いを求めるかのように「お笑い」を求めています。真から笑うのでは無くても、せめて笑顔を作るだけで幸せな気分に近付きます。だから「たかがお笑い、されどお笑い」と『お笑い』が重要なのです。「お笑いなんて無くても困らない」という人へ。笑いなんて確かに無くても良いものかもしれません。しかし「お笑いは潤滑油」なんです。例えばエンジンが無ければ機械は動きませんから重要な必須部品です。しかし潤滑油が無ければ生産性は落ちエンジンが壊れてしまう可能性も有ります。不況と不安な時間が結構長く続いています。人も潤滑油が無いと壊れてしまいます。うつ病だったり認知症になると笑え無くなります。だから笑いは健康のバロメーターであり治療にもなります。何度か投稿していますけど精神論だけで乗りきれる訳はありません。でも人生に潤滑油は必要です。余分なものを削ぎ落とし無駄の無い張り詰めた『ゴルゴ13』のような生き方が好きなら良いでしょう。しかし大半の人々は肉体的にも精神的にも理想を云えば経済的にも少しは余裕が有れば笑顔が増えて健康に近付きます。疲弊した方はオアシス全快堂へどうぞ!