会長の発言が悪いことは事実。男尊女卑、女性蔑視の考え方が悪いことも事実。それは変わらない上で本日は勿論私を含めて、他の日本人と日本社会に物申す。女性の社会進出を叫ぶだけ、職場を含めて男女平等目標を掲げるだけで何も変わっていないといえる状況を放置してきたのが悪い!マスコミの悪い癖でネット炎上が視聴率に直結するから社会の流れを敏感に察知して多数派に乗っかる為、一斉に「男女平等」「女性蔑視反対」を叫び始める。しかし先日までは年一回の統計調査程度だったように思える。ずっと叫び続けている人々が居るのに取り上げようともしなかったのに社会の流れが変わると「実は私も常々思っていた」と追随してくる気持ち悪さ。世界の女性の人気度ランニングをバラエティが取り上げていた事例を覚えています。それは海外の若い男性陣が「日本人女性は控えめで男性を立てるから好き」と発言した内容でした。それには確か男女共に喜んでいたと記憶しています。だから問題が複雑なんです。女性が控えめにすることが美徳のように考える傾向が日本社会に延々と有り、勘違いした男性社会は「それを良いことに」女性の社会進出や発言を押さえつけてきたのです。また今回の社会的地位の有った人が犯した妻に対する暴力事件は専業主婦の社会的地位や労働賃金換算を無視した結果に発生したものだと理解します。これら多数の問題が歴史的に長年絡み合っている、現に女性議員が戦後初めて当選してからも未だに増えない特殊な国日本。経団連の会長の発言が日本社会を象徴していました。その社会自体と人々の考え方に根本原因が有ることを全ての日本国民が考えるキッカケになった発言でした。とにかく日本だけで無く世界を巻き込みオリンピック協会という土俵では特に許されない発言、地雷を踏んだことは確かです。最後にこの問題から慰安婦問題へ強引に関連付けられないか一抹の不安が有ります。