BS-TBS『報道1930』で話し合われていた内容に思わず「その通り!」と叫んでしまいました。ずっと疑問に思っていたことです。IOC(国際オリンピック委員会)は「煮ても焼いても食えない組織」と表現していました。森会長(今では元会長)の発言は『(女性)差別はオリンピック憲章に違反する』として発表しましたが実は発言翌日は「彼は既に謝罪したから終了」という内容で森元会長の発言内容について具体的には批判していませんでした。しかし世界中に批判が広まると「発言は好ましくない」もしくは「良くない」と叫び出しました。何故急に?スポンサーは世論に敏感です。スポンサーが降りるとIOCの利益は減ります。酷い表現かもしれませんけど「IOCとはブランドだけで存在している利益追求集団」なのです。だからスポンサー(利益供給サイド)の顔色を見ながら発言しているのです。更に悪い表現をすると「行き当たりばったり」とさえ感じます。過去のオリンピックでは表彰台で黒人差別反対の表現をした選手を追放したりもしました。現在の人権弾圧、民族弾圧や言論の自由の封じ込めのロシア(ドーピングのみ)、香港、ウイグル等々に対しては発言しません。その基準は金または世論とスポンサーの動き次第なのかもしれません(ダブル?トリプルスタンダード?)。森会長に対して手の掌返したのはスポンサーが降りる前に手を打って利益確保したのと、自分たちへの避難(火の粉が降りかかること)から逃れる対応でした。私だけかもしれませんが『国際オリンピック委員会』のイメージは崇高なものでしたが今回のことで失望しました。しかしIOCの全てが悪い訳ではありませんので、この投稿で勘違いしないで下さい。しかし久々に強烈な手の掌返しを見た思いです。