『腸活』という言葉はメジャーになりました。嬉しい限りです。全快堂を開院した24年前は腸や大便の話をしても「?」という感じでした。しかし今では腸の話をすると「テレビでやってましたよ」と当たり前の世の中になりました。腸は免疫力、アレルギー、美肌、睡眠は有名ですが認知症やパーキンソン病、うつ病等の脳に原因の有る病気にも影響が有ります。これは『脳腸相関』(個人的には『腸脳相関』と言っています)と言われている理論に該当すると思います。腸は言わなくても理解してくれる現在「今さら」と言われそうですが今後はメディアで数多く『呼吸』についての話が取り上げられると思います。肺呼吸に深呼吸、腹式呼吸、口呼吸に鼻呼吸、スタッカートのような呼吸に出来るだけ長い呼吸。また1分間に1回の呼吸や遠くに立てたローソクの火を吹き消す呼吸、逆に近くに立てたローソクの火を吹き消さない呼吸に背中にまで酸素を取り入れる呼吸等々。マイナーになりますけど他にはヒクソン・グレーシーがやっていた呼吸や、もしかしたら『鬼滅の刃』の呼吸も取り上げられるかもしれません。生まれた瞬間から教わらなくても行っている呼吸ですが「教わらない」からこそ正しいのか間違っているのか?そして間違った呼吸が癖になっていたら厄介なのです。頭痛、肩こり、冷え性、姿勢にまで影響を与えている呼吸。一つの方法が正しいだけでは無くて組み合わせた呼吸が正しい場合、人それぞれ合った呼吸、時と場合によっても呼吸は違ってきます。誰もが無意識に行っている筈の呼吸が実は奥が深いのです。今のあなたの呼吸は合っているのでしょうか?