映画やドラマで大人の主人公の子供の頃の役を現在では子役が演じています。しかしよく似ている子役を探してもリアリティーに欠けていることは事実です。かといって有名な作品『北の国から』のように10年以上(特別編はそれ以上)撮り続ける訳には時間的にも金銭的にも不可能です。しかし芸能人の写真などで裁判になった「アイコラ」という技術は初期の頃は顔写真だけ貼り変えた幼稚な技術が、現在では本物と見分けが付かなくなりました。更に今では動画まで可能となり素人では分からない技術になりました。これを使えば俳優の子供の頃の写真一枚有れば子役に演技をして貰い、子役に子供の頃の顔を貼り付ければ違和感無くドラマが完成してしまうのです。ドラマなら良いです実際は危険な状況です。超有名俳優や各国のトップの発言を全く違う人が意図的に問題発言をしてメディアに流すと信じてしまう人もいて最悪の結果を招くかもしれないからです。実際に既に使われたこともあるので今後は細心の注意が必要です。指紋も光彩も静脈も音声も認証を擦り抜ける技術は日進月歩ですから「これは絶対に安心」なんて技術はありません。ということは皮肉なことですがアナログが安心なのかも。