トヨタは賢い選択をしました。それは東京五輪のメインスポンサーながら自社の五輪CMを止めたことです。こんなケチの付いた東京五輪は宣伝に反してマイナスイメージの植え付け以外の何物にもならないと考えてのことだと思います。またトヨタを始めや経団連やパナソニックや米P&G等々の幹部が開会式に欠席することは賢明な判断だと思います。今は無観客に決定しましたけどアサヒビールが場内での販売を取り下げましたが危うく酷いマイナスイメージに陥りかけたことは記憶に新しいと思います。開幕直前ですがスポンサーに名乗りを上げているなら閉幕迄は可能な限り目を光らせておかなければならないという事例が発生しました。全くの「とばっちり」を受けたのが『コカ・コーラ』です。カシマスタジアムで行われるサッカー観戦に鹿嶋市の市立学校の生徒が持ち込むドリンクは「コカ・コーラ社以外認めない」という主旨の指示が伝わってしまったので『コカ・コーラの横暴・ゴリ押し』という反感意識が一瞬にして刷り込まれてしまったのです。「コカ・コーラ社以外のペットボトルの持ち込みの場合はラベルを剥がして持ち込むように」と保護者に伝えたのがSNSで拡散されて「スポンサーの横暴」という話に。もうスポンサー各社も東京五輪から距離を置きたい気持ちでしょう。スポンサーの社長のみならず各方面のトップが軒並み開会式に不参加なのは既に東京五輪が失敗している証です。国民から世界中から応援され無ければ選手が可哀想ですが。