投稿済みですが患者様に質問されて「それ投稿しましたよ」と応えてしまいました。そして気が付きました。二千回近い内容を全て読んで全て覚えている筈も無く「俺は馬鹿だねぇ」と改めて反省しました。呼吸器に入った途端(鼻の穴)から粘膜が始まります。粘膜は文字が表す通り常に潤っている必要が有ります。その為に鼻~胃に1日1.5Lの粘液が常に流れることで潤っていてウイルス等々の侵入を防いでいます。鼻の穴は二つ有りますが実は交互に使っています。それは直ぐに鼻腔内の粘膜が乾燥してしまってバリア機能を果せなくなってしまうので乾燥したら反対側と空気が流れます。勿論「鼻毛」も頑張っていますが微細な粉塵でさえも間に合いません。私は毎朝ランニング通勤していますが、意識的に鼻呼吸だけで走っています。すると鼻呼吸の限界に達した結果『全快堂』に到着した頃には粘膜が乾燥し過ぎて呼吸すると乾燥した粘膜=カス=鼻糞が飛び出てきます。それくらい通常範囲内の呼吸だけでは優れた機能を発揮する鼻呼吸も過呼吸や異常な乾燥には耐えられません。だからCOVID-19が流行する以前から「自己加湿器」という理由でマスク着用は有効だった訳です。さて舌の位置は本来上顎に着けるのですが「口(くち)ポカーン」という子供たちが増えた結果、口呼吸が増えました。これは携帯やゲームの普及が影響していると思われます。口呼吸は歯並びの悪化や顎関節症の原因にも成り得ます。そして全身の筋力低下にまで悪影響を与えると私は考えていますから全快堂では敢えて不安定なスポンジの上で更に足を不安定にさせて舌を上顎に着けて3分間立って全身の筋力強化をずっと行っています。病院で上顎と舌で風船を潰す検査をやらされたことがあると思いますが舌の力と全身の筋力は密接に関係しているのです。ここで実験です。口を閉じて鼻呼吸のみにして舌を上顎に着けます。次に口を開いて二つの鼻の穴を指で同時に摘まんで下さい。サッと口呼吸出来ますか?多くの人は口呼吸出来ません。次に口呼吸して下さい。その状態で舌を上顎に着けても口呼吸を続けて下さい。そして鼻の穴二つを同時に摘まんで下さい。口呼吸は継続して出来ると思います。何が言いたいかと云えば、ヒトは鼻呼吸が本来の形で舌を上顎に着けることで口呼吸を防止するストッパーであると同時に全身の筋力強化もしているのです。それくらい「鼻呼吸」と「舌の位置」は大事であるということです。シェーグレン症候群という唾液や涙という必要な体液が出なくなる病気が有りますが唾液が出ないと舌がひび割れ痛みが激しく、歯や頬に当たると痛い為に口呼吸となり口腔内は乾燥が酷くなり舌の痛みを更に酷くさせます。特別な病気は優秀なお医者様に任せて私たちは本来の正しい姿で日々暮らせば健康に暮らすことが出来る筈です。雨にも負けず頑張りましょう!