MENU TEL

外交2

2021.08.27 | Category: 院長ブログ

自分たちの常識が相手の常識とは限らないと投稿した続きです。ソビエトという国は基本的に良く無かったと考えられます。第二次世界大戦前後にスターリン政権が続くのですが、その後のフルシチョフの時代には既にスターリン批判が展開されていた時点でソビエトという国は民衆の心を掌握出来ていなかったのです。そしてソビエトが崩壊したということは社会主義の限界が露呈した結果ロシアが誕生したと考えられます。とはいえ社会主義と完全離別したので無い土壌の上に作られた為にロシアも似たり寄ったりで期待出来なくて当然。だからといってソビエト(現在のロシア)を擁護するつもりは1ミリたりとも有りません。期待するのは勝手ですが徒労になる確率は高いでしょう。話を戻してソビエト国内には理想国家とは程遠い社会主義の矛盾や限界が第二次世界大戦前から表れ始めてたのですがヒトラー政権が攻めて来た為に国民の不満を独国軍に向けることはスターリンにとっては好都合だったかもしれません。但しソビエト国民が兵士となって他国、特に西側諸国の生活に触れることを極端に恐れたスターリンは「ソビエト軍人に捕虜は居ない」と当時の日本と同じで「捕虜になるくらいなら死を選べ」と繰り返し訓示していました。捕虜が解放された時に自由主義社会の生き生きした生活を広められることを恐れた結果、ソビエトの為に戦って捕虜になった兵士たちを帰国すると投獄したほどです。更に酷い扱いを受けた女性兵士たちはまたの機会に。「捕虜と云えども自由主義社会の空気を知っている」という理由だけで投獄される。自分の常識は日本人同士でも通用しないのに他国や他民族の常識で有る筈が無いのです。自国の勝利の為に戦った功労者に対しても、このような扱いをする国だったので崩壊して当然ですが善意によってどころか3000億円受け取ろうが北方領土返還を期待するのは難しいでしょう(それをタダでやるお坊ちゃんの世間知らずにも程がある)。他の共産主義国も支配する民族を未だに弾圧し世界から隔離していますが通信網の発達は風穴を開けるかもしれません。共産主義国では都合の悪い情報は未だにテレビが真っ黒になりますしSNSの発達は妨害電波で行動は監視カメラで抑えつけていますが、世界は見ていますし自国民の怒りはマグマも噴火の機会を狙っているかもしれません。しかしそんな共産主義国よりも最低な国は間違い無く日本です。最も必要な緊急事態に国会が閉会して、感染症が流行して2年間無策に等しい国民への自粛要請するだけの有り様。日本は何時から烏合の衆になってしまったのか。確かに強権は御免被ります。でも国民が一丸となって国難を乗りきろうとする方向性を示して欲しいです。国民同士が憎しみ合う状況は政府に不満をぶつけない為には都合が良いのか?意図的にやっているのか?そうだったら大したもんだよ。

外交 »

«

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三