長生きすることは人類の有史以来の目標です。始皇帝が不老長寿の薬を探しに家来を遣わした話が物語っています。世界中が今後自分たちの国にも訪れる超高齢化社会の先頭を走っている日本に注目しています。当然の如く高齢化社会には問題が山積しています。最低限「健康」で無ければなりませんし国民皆保険・年金制度が整っていても資金不足は免れませんから高齢者自身が最大限公的資金に頼らない生活を営む=社会進出が大きな問題です。WHOは65歳以上を高齢者、75歳以上からは後期高齢者と定義していますけど平均寿命が向上している現状には相応しくありませんし、元気な高齢者は沢山居ますから両方とも10年は後退させるべきです。そして可能な限り動ける全ての高齢者が働き続けることです。そうで無ければ日本は確実に経済破綻します。表現は適切ではありませんが「死ぬ迄働いてもらう」必要が有るのです。その為には「昨日出来たことを今日もやる」という小さな体力(筋力・持久力・気力)を失わないことです。折角「体力」が有っても「気力」を失えば宝の持ち腐れですし、その逆も然別。高齢者でもイキイキしている人が多いのに比べ若者の精神疾患は実に嘆かわしい。生産性を失い更に医療費の助成まで必要になることが経済的に大きな損失です。一部の若者の社会進出の手助けは近々の課題です。今後高齢化は避けられない=生産性の低下は明らかですので無駄を省くことが日本の延命策です。そこでタブーに切り込みます。日本は医師が偉い国です。誰もに医療が必要だからです。しかし無駄な医療が氾濫していることも事実で、その無駄がGDPが頭打ちでも医療費は増加する要因です。手厚い医療・看護・介護は素晴らしいですし誰もが求めるものなのは間違いありません。しかしそれを良いことに無駄な検査・投薬・通院延長は経済破綻のカウントダウンを早めます。多くの国民がコロナ禍で医療の必要性を実感し、また助けられました。自己犠牲を続けた医療関係者の方々には頭が下がります。しかし多額の助成金だけ受け取って患者を拒んだり、緊急事態下にもかかわらず理由を付けてコロナ患者を一切診ない病院も多数存在しました。緊急事態下に患者を診ないで「いつ診るんですか!」と問いたい。その答えは「厄介な患者は断り楽に儲けられる患者を診る」と。そんな病院なら税金を投入して守る必要性を感じません。岸田さんは何処まで切り込むかで日本の将来は左右されます。
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