企業は正しい経営理念が有り不正なことはやらないと思っていました。松下幸之助、本田宗一郎、盛田昭夫、豊田喜一郎氏等々有名な起業家たちは崇高な経営理念と技術革新を積み重ねて日夜「正当」に努力してきました。しかし年月が経つと「日本の為に」「先代が築いた会社を存続させなければ」「従業員の雇用の為に」「従業員の家族の生活を守らなければ」と都合の良い理由を正当化し次々並べて「仕方ない」「綺麗事ばかりでは生きていけない」「他社でもやっている」と理論武装を積み重ねて不正行為に手を染めていく企業が数多く有る世の中になってしまいました。「そんな筈は無い」と思いたいですが、最近のニュースは「金属の強度不足」「検査データの偽装」「不正車検検査」等の見たくない、聞きたくない日本を代表する企業の信じられない悪行のオンパレードです。先代たちが聞いたら悲しむことでしょう。そんな大企業の話で無く小さな企業でも素晴らしい経営者も沢山居ますし残念ながら悪徳業者も沢山居ることは周知のことです。しかし最も厄介なのは自分たちが他人に迷惑を掛けていないと信じている人々の存在です。例えば美味しいスイーツは太るだけで無く、原料が遺伝子組み換えの小麦粉を使用していたら後々アレルギーになるかもしれません。妊婦さんが食べれば奇形児出産になるかもしれません。しかし証拠はありませんし誰も悪くありません。だからこそ厄介です。例えば『サリドマイド』は妊婦の便秘を薬で楽にさせてあげたいという純粋な気持ちでした。それは原因が証明されましたけどハッキリしない症例は沢山存在します。以前「日本人は年間4kgの添加物を体内に入れる」と伝えました。それがアレルギー発症リスクと私は考えています。それを裏付けるようにアレルギーの方々に『パラミロン効果』で体内の添加物を吸着させて排泄させる理論を実行してみるとアレルギーが軽減する患者数が増えることを実感しています。残念ながら検査数が少ないですから「絶対」「確実」とは言えません。但し世間では発表している医療関係者も数多く居ますから近いうちに証明されることでしょう。ではどうすれば良いのか?企業は利益優先の意図的にしろ意図的では無いにしろ自分たちが体内に入れる物は自分自身が責任を持つこと。これに尽きます。値段とのバランスは手持ちの金が少なければ多少悪くても納得して食べるかも。時間とのバランスは忙しくレンジでチンするということは防腐剤や添加物を覚悟しなければなりません。凄く美味しいパンやスイーツは美味しい毒が入っている物も数多く、安くするには更に毒が入っている場合もあるから至福の時と我慢との戦いです。他には「たまに」とか「少し」とか「付き合い」とかも有るでしょう。私に言い訳する患者様が居ますけど無用です。私の身体は壊れないし皆様は自分の身体を壊して全快堂を儲けさせてくれるのですから感謝しなくてはいけません。冗談は置いといて毒は極力入れず、入れたら排泄させることです。そして全ての責任は自身に有るのです。腸活です。