「五月蝿い」と書いて即「ウルサイ」と読める人は素晴らしいです。そこに「口」を付けてカタカナで「ウルサイ」となれば「口(くち)」は「ろ」とも読めるので「ろ・うるさい」とも読めて訳が分からなくなります。今回の題名は「クチウルサイ」です。肘を着かない、背筋を伸ばして、クチャクチャ食べない、口が開いてる、ボーっとするな!等々五月蝿く注意された経験は有りますか?私は爺ちゃん婆ちゃんと暮らして居ませんでしたから何も言われませんでした。しかし職業柄「今は」凄く解りますし凄く言いたいです。毎日楽な姿勢、楽な動き、好きな食べ物ばかり、運動はしない、「五月蝿い」注意や都合の悪いことは聞かないし疑う。確かに今の世の中、信じ過ぎると大怪我するかもしれません。しかし「良薬口に苦し」「忠告耳に痛し」ですから、信じれる人であり事柄や実感したのなら信じてみて下さい。アントニオ猪木ではありませんけど「行けば解るさ」という感じです。今日も腰を曲げて膝の痛みを訴えて歩行困難な患者様が外反母趾と内反小趾を矯正したところ症状が一瞬にして改善しました。勿論全ての患者様に通用するなんて言いませんけど「歩き易く歩き、座り易いように座っていた80年が今の症状を招いたかもしれないね」と伝えました。当然のことながら無理はいけません。急に全てを直すことは痛みも発症しますし危険です。しかし例えば右側に身体を倒して歩くと楽だとしたら自然と右側に倒して長期に歩き背骨も圧迫骨折し、真っ直ぐにすると痛みが発症するでしょう。ならば早期に直していれば酷く成らなかった筈ですが時既に遅しです。患者様には線路の話をします。東海道線と中央線は分岐点付近なら直ぐに戻れます。しかし長時間走れば遠距離になります。気が付いた時がチャンスです。それは「今」でしょう!P.S.中国のハエ(蝿)はチュゴク速えby渡辺徹