タイガー・ウッズが帰って来ました。まだ完全復活ではありませんけど、あの事故現場を見たら生きているのも不思議なくらいで車椅子や杖を使わず歩行している姿を見ただけで思わず画面に向かって拍手している自分が居ました。彼の前向きな考え方が困難なリハビリを短期間に終了させる原動力にさせたことは間違いありません。彼の素晴らしいのは最終日の最終ラウンドで優勝争いをしている相手のパットの場面、もしも相手のパットが外れたら自分が優勝という時にタイガー・ウッズという男は「頼む、入ってくれ」と相手の成功を心の底から祈るのです(投稿済み)。そんな男だから普通の人なら絶望して投げ出してしまうような困難でさえも乗り越えて更に過去の自分よりも強くなってしまう、事故というマイナスをプラスにさえしてしまう彼にゴルファーとしての魅力よりも「人間として」世界中の人々が惹き付けられる理由が分かるような気がしました。『艱難汝玉にす』を彼の生き様で見たような気がしました。凄いよタイガー・ウッズ!