きっと将来、歴史が証明してくれると思いますが現在の日本は「確実に間違った方向に向かっている」と思います。差別は駄目だと分かっています。国民みんなが平等で笑って暮らせる社会が良いに決まっています。しかし「差別」は駄目だから「平等」という『理想を追い求める』ことは、私から言わせてもらえば永遠に手に入らない『不老長寿の薬』や『青い鳥』、叩くと『ビスケットが永遠に出るポケット』のように感じられます。日本は失われた20年が30年になって知らず知らずの間に社会主義の考えが広まってしまったようです。阪神淡路大震災からの復興を皮切りにボランティアや復興支援は素晴らしい考え方です。また毎年行われる民放テレビ局による募金集めも良いと思います。貧困の無い社会は理想なので経済的には大変良いことでしょう。しかしその一方で「差別は駄目」「イジメは駄目」という理想から「昔話」まで書き換える始末。そんな「お手て繋いで横一線」の世界が存在するのですか?「無いから創るんだろう!」「理想を実現するんだ!」と夢を語るのは良いでしょう。しかし現実に貧富の差が有り、病気が有り障害が有ります。そしてイジメや差別も現実には社会に存在しているのです。現実に有ることを無いことには出来ないのに体裁だけ整えています。ネット社会になって一人が呟いたことでも過剰に反応して怖がり全ての人に好かれようとする「絶対に失敗は出来ない」と思うあまり、動きがとれなくなることに。反対意見が有って当然なのに全ての人が同じ方向を向いている社会は異常で危険なのに無意識に目指しています。以前投稿したようにキリスト教から見れば仏教もイスラム教も邪教でしょう(反対もまた然別)。全人類から愛される信じられる神さえも統一されないのに色々な考え方が統一出来る筈が無いと早く気付くべきです。つづく