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滋養強壮

2022.03.29 | Category: 院長ブログ

「もういいかなぁ」というくらい時間経過したので投稿します。私から見れば「親が親なら子も子で、アホな親子だなぁ」と感じる親子が以前治療に来ていました。子供(成人している)が「疲れた。凄く疲労感をおぼえる」と訴えるから滋養について話をしました。身体が冷やすことは最悪なので温かい飲食を心掛け体内から温めると同時に、首・腹・足を意識して服装(外側)からも保温を心掛けることを伝えました。そして滋養の有る食べ物も摂るように伝えました。すると「滋養の有る食べ物って何?」と質問してきたので「主に根菜類」と伝えました。山芋・生姜・ニンニク・高麗人参は有名ですがニラ・ラッキョウ・発酵食品という「臭いのキツイ食べ物」も良いと伝えました。すると「滋養って聞いたこと無いわ」というから「昔から滋養強壮って言うけど聞いたこと無い?」と質問すると今度は「強壮って何?」というから「強壮っていうのは精力絶倫ってこと」と伝えると自分が質問してきたのに、そこだけ切り取って「先生はイヤらしい。精力絶倫になる物を勧めてきた」と言いふらす。またそれを親が信じて軽蔑してくる始末。息子の初診時に「こいつ『ヤマシ』だな」と直感的に感じたことを今でも鮮明に覚えています。虚言癖が有るタイプで友人には絶対成りたく無い典型的な奴です。でも善い人ばかりで無く「悪い人・避けるべき人」のような色々な人と出会えることは財産です。『我以外皆我師』『切磋琢磨』です。どんな相手でも学ぶべき点が有る。最悪の師なら「あの人の考え方・行動は真似しては駄目だ」と反面教師になります。また尖った大小の石がぶつかり合い角が取れて丸くなっていく間に自身も磨かれていくので、丸い同じくくらいの石だけでは成長は有りません。この職業に就いて本当に多くのことを学ばせて頂きました。昔から若者の行き過ぎは問題でしたが最近は「老害」が問題化しています。若者でも高齢者でも結局は人間性なんですよね。常に自分を戒め、他人の振り見て反省材料を探して周囲に迷惑を掛けないように心掛けなければ。

当院へのアクセス情報

全快堂

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院長宮木 謙三