先日紹介者がいない初めての方から治療希望の電話が有りました。以前なら『一見さん御断り』ですから断っていましたけどHPをやっている以上は仕方ありません。股関節痛とのことでしたので「8000円の全身治療と1500円の痛い部位のみの治療が有ります」というと痛い部位だけで十分というニュアンスが電話の向こうからプンプン臭って来ました。儲け主義で8000円コースを勧めてきていると思われて当然ですよね。私は完全に治したいから提案しているのですが、全快堂の治療を知らないのですから当然といえば当然で電話口の向こうで鼻で笑われたのが分かりました。やはり全身治療しなければ完全には良くならない症状でしたが皆様との差別化も有るので「ここまで」という線引きをさせてもらい帰ってもらいました。しかし電話って怖いですよね。会ってもいないのに5秒でも色々なことが分かってしまいます。例えばプライドが高い人、本当に困っている人、同業者の偵察、精神的な問題がある人、勧められたから仕方なく電話してきた人、大病院で治らないのに治療院ごときで良くなる筈が無いと思っている人等々。「先生も人が悪い」という声が聞こえてきそうですが、瞬時に色々なことを判断しなければ治療家とは言えませんので「性(さが)」とでも言えば良いのでしょうか。人の振り見て我が振り直せ。我以外皆我師。勉強になりました。P.S.本日満員でございます。