(長文になります)先日57歳の方が来ました。昨年の9月迄は仕事で鉄板の入った重い安全靴で毎日1万8000歩を歩いていた方です。それが或る日突然「車椅子?」と言われるくらい全身の力が抜けてしまい現在では杖を使っても一人では歩行不可能です。市民病院から個人病院それも各方面の診療科を受診し、脳から各臓器の検査をするも「原因不明」という結果に。結局病名が分からないのにパーキンソン病や鬱病の薬が「下手な鉄砲も」「何か効果が有れば」的な?感じで代る代る処方されたと。しかし原因不明では効果が有る筈はありません。一時は「何かが憑いたのかも」という方面も考えたらしいです。そして先日の来院に繋がりました(ということは私は呪術的より……)。脈診して身体を触って驚きました。予想通り糖分・油(脂)・冷たい物が多かったのですが、恐ろしかったのは小麦粉の量です。結論を言えば「小麦粉の摂り過ぎにより全身、更に脳内にまで毒素が流入したことによる筋力低下」というのが私の見立てです。そして駄目押しに「便が悪い」ことが不幸にも体調不良を決定付けたと考えました。無類のパン好き・パスタ好き・カップ麺・スナック菓子好きと小麦粉のオンパレード。これでは身体を守る関所である腸の関門が突破され「腸漏れ(リーキーガット)」を発症してしまいます。しかし身体も「ここだけは死守しなければ」と脳だけには特別にもう1つ関門が有ります(脳関門)。しかし許容量を超えてしまうと関門が突破され脳内にも毒素が流入してしまいます(リーキーブレイン)。その結果今回の患者様は全身の脱力を余儀無くされたと考えられます。早速そのことを伝えると「何処の病院でもそんなことを言われたことは無い」と不思議そうな顔をされましたが検査をするでも無く触れただけで食生活の偏りを指摘されたので結局は信じてくださいました。しかしもう1つ問題が有ります。それは患者様の「不腸」です。これでは小麦という毒素は流入しますが毒素を排出出来ず「毒が溜まる一方」となっています。今後は治療と共に食生活の改善で排便を促すようにします。「それなら薬で」という対応で改善は不可能です。何故なら腸管内に毒素が留まっていてくれれば排便だけで対応出来ても腸管外(内臓内外という細胞レベル)です。例えるなら河川が堤防内で流木等で塞き止められているなら便秘薬も可能ですが堤防が決壊して市街地に広範囲に流れ出た感じですから簡単ではありません。ここからは伝えてないですが、ユーグレナは薬ではありませんから効用はありません。しかし高品質高濃度のユーグレナの「パラミロン効果」で身体の奥から細胞レベルの毒素を掻き出す必要が有ります。時間はかかりますが私は原因をコレだと考えて「この対応がベストでコレしかない」と考えました。しかし頭の中を過るのは費用です。最短時間は『ハイ』ユーグレナ・『フラクト』オリゴ糖・ボディメンテと全快堂治療ですが高額になってしまいます。だから全快堂治療は最小限度に留めてユーグレナとフラクトオリゴ糖を勧めるつもりです(再度、ユーグレナもフラクトオリゴ糖もボディメンテも薬では無いので効用は「ありません」)。但し一刻の猶予もありません。毒素が細胞の奥深くに蓄積される時間が長ければ長いほど改善の見込みは少なくなります。時間との勝負ですが勝たなければいけません!P.S.本日満員