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歩幅2

2022.11.14 | Category: 院長ブログ

先日投稿した『歩幅』ですが「少しでも良いので例えば拳一つでも良いので意識して大きくしましょう」ということを記述したところ正しくない歩行動作をする方が増えてしまったので反省しています。誤解される表現でしたので少し修正&捕捉させて頂きます。歩幅を広くする歩行に間違いはありません。狭くなってきた理由は沢山考えられますけど徐々になら単純に老化が最も該当するでしょう。他には運動不足による身体の硬さも考えられますが病気の危険性も有りますから原因究明が大事です。脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血やパーキンソン病、(正常脳圧)水頭症も顕著に歩幅が狭くなりますから急な歩幅の変化を感じたら専門医の受診をお勧め致します。とはいえ自分では気が付き難いものですから家族の歩行を日頃から互いに意識していて下さい。さて本題ですが「歩幅を広くする歩行動作」を勧めたら誰でも単純に「大きく一歩を踏み出す」と思いますが、そこまでは何も間違っていません。しかし正しい歩行動作は「後ろ側になる脚」言い換えますと立脚する脚にしっかりと荷重されて初めて一歩が大きく踏み出せるのです。しかし私の表現が「大きく一歩踏み出す」という前側の脚を表現してしまった結果、多くの患者様が不自然な歩行動作になってしまい誠に申し訳ございませんでした。上述したように脚を振り出すことよりも「しっかりと荷重」を意識して下さい。歩幅ばかり意識した結果、重心が後ろに移動してしまい後傾姿勢気味で歩行する方が増えました。まるで何処かの兵隊の行進の様で不自然ですし身体を痛めてしまいます。一歩を踏み出す前にしっかりと荷重する。まるで人生そのものですね「行けば分かるさ、1・2・3・ダーっ!」すいませんでした。

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全快堂

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院長宮木 謙三