眠れないと訴える人たちが最近特に多いです。コロナ禍で生活リズムがぐちゃぐちゃになって体内時計が狂ってしまった結果だと思われます。しかし秋の夜長から寒い冬は動物が冬眠するように本来睡眠に適した季節です。余談になりますけど来る途中、先々週は3匹で先週は1匹の蛇が道路でタイヤの犠牲になっていましたけど冬眠の為の移動中の悲劇だったのでしょう(って、どんな田舎に住んでるんだよ)。寝れないと言っている方に質問してみると「寝る為の環境作り」が整っていないと思われます。不眠最大の原因は携帯やテレビから発せられるブルーライトです。寝る直前迄ブルーライトを見て「さぁ寝ましょう」で寝れる筈がありません。もし寝れたとしても夜中に起きる中途覚醒の原因にもなります。そして日本の家の照明は明るい、というより明る過ぎる。高級ホテルの照明が暗く感じてしまうことありませんか?ビジネスホテルは比較的明るくても高級に成れば成る程、ライトカラーはオレンジが殆どです。ムードの演出も関係しているのかもしれませんけど、とにかく暗い。しかしそれが寝る為には最適な照明なのです。それなのに日本人の家の照明は明るく、寝る準備をして照明を消してもテレビや携帯が寝る直前迄ブルーライトを発っし続ける始末。それで寝れないは当たり前です。更に✕2「私冷え性なので寝る時に靴下は手離せません」という方。ヒトは体温を手足から放熱しながら熟睡する生き物ですから手足を温めての熟睡は無理です。だから全快堂では踵は覆わないけど冷たい足先だけは保温する絹の靴下を渡しているのです。他にも沢山の理由や処置法が有りますけど個々に違うので脈を診てアドレスしますね。ヒトは寝ないと認知症を早め健康パフォーマンス低下に繋がります。昼間しっかり身体を動かして熟睡に繋げましょう。