進化系草履には重心位置と噛み合わせがポイントです。私の考え方ですが「本当に正しい噛み合わせは正しい重心位置に移動した状態で初めて出現する」と思っています。しかし歯科医では「たぶん」重心を気にしないから座位で噛み合わせを設定すると思います。そして更に重要な筈の顎関節の動きを決定付ける首の動きに伴う筋肉なのに無視して噛み合わせ治療を終了していると考えられます。それらを考慮していない結果なのか患者様の中には「歯の治療をしたら噛み合わせが合わないから頭痛・肩こり・めまい・耳鳴りになった」というケースが多いです。全快堂の患者様には自身の重心位置を教えていますけど患者様以外でこのブログを読んでいる方々へ「噛み合わせとは非常に繊細なもの」ということを改めて感じて欲しいので実験してみましょう。背筋を伸ばして正しく椅子に腰掛けて下さい。その姿勢のまま真上を見るようにしながらリラックスして口を自然に開きます(決して力まないで)。上を見たまま集中する為に目を閉じてから「ゆっくり」口を閉じます。その時に最初に歯が触れた箇所を覚えておいて下さい。では座位で正面を向いて同じように目を閉じてゆっくり口を開いて閉じて最初に歯が触れた箇所は同じ箇所ですか?更に「仕事をしている姿勢」で全く同じことを行い歯の触れる箇所を調べて欲しいのです。全てが一致する人は少ないとは思いますが「せめて」上を向いて触れた箇所と仕事の姿勢と触れた箇所が一致することが望ましいです。これが違った時点で仕事中に頭の重みと噛み合わせが合っていないという不調のダブルパンチで仕事が辛い拷問となってしまいます(新患の出来上がり)。そうならない為にも草履を作って履いて下さい。私の草履は噛み合わせと重心を考慮した進化系なので少し違います。但し進化系は徐々に身体に慣れさせないと逆に不調になってしまいますから「とりあえず」私が伝え作成したもらった草履で十分です。一度持って来て頂ければ正しいかチェックしますので。それらの症状は自身で治してくれれば更に一歩進んだ治療を受ける時間的余裕が出来ます。自身の為にも家族の為にも健康第一。