改めて「気」が大事だと気付かされ、また考えさせられました。例えばあなたが商売をしていて金銭的余裕が無いとします。当然客を増やそうと必死になります。時にはどうしても多少強引になります。しかし客側に伝わる雰囲気が童話『北風と太陽』の旅人のようにコートを飛ばされないようにと、しっかり握って歩いたように客の財布もギュっと締まります。この不況下では尚のことです。店側はギラギラした目になり隙有らば何か売り付けようとしますし、客側も良い物なら少しでも安く手に入れようとします。当然殺伐とした気の流れは客を寄せ付けませんから商売も決して上手くいかないことは目に見えています。ニュースを見ても巷でのクダラナイと思えるトラブルばかり、それも中高年が意外と多い(年甲斐も無く)。何故なのか?バブルの好景気を経験していたのに『三本の矢』が見事なまでに突き刺さらず『三本もう嫌』になった失われた30年間で世界的に見ても飛び抜けた不景気に成り下がった日本。そこにコロナ禍が少しの楽しみさえも許さない3年間を強いられてイライラが沸点に達している為に些細なことでも我慢出来ず爆発→口論→喧嘩→事件に発展する始末。また若者も貧困家庭に生まれれば学校以外の学習機会どころか学費の捻出が難しいとの理由から進学出来ず就職の選択にも狭められる。不幸にもヤングケアラーに成ってしまう青少年も。結果副業が必要となり手っ取り早く金を稼げるのは悪事のみ。悪い気が集まる所に近付けば雪だるま式に悪い気が集まってくる。マスク無しも許されることが決定しコロナウイルスが完全に無くなっていないのに陰(冬)から陽(春)の気が舞い上がる。良い気が活発になるのは大いに賛成だが訳も分からず無性に気が高ぶり制御不能の人々に厄介なことが起こる「梅雨」前迄は、特に増えることでしょう。巷に小さなイザコザから喧嘩、暴力事件に強盗や略奪。あおり運転や強引な運転にクラクションの多用と「本当にここは日本なのか?」という有り様。そんな事に巻き込まれないようにする諺が『金持ち喧嘩せず』だと感じます。悪い気が流れている所に近付かない・万が一巻き込まれそうになったら小さな損や出来事に納得せずとも早めに謝って立ち去る。その振る舞いが大難が小難に、小難が無難に導くのだと。但し携帯で出来れば録画、最低録音しておくと輩の身勝手な主張に負けないで済むことでしょう。偶然かもしれませんけど、昨日マイナスの筈がプラスの好転に成って戻ってきました。真面目に生き善行を重ねていれば幸せが必ずやって来ると信じて今週も頑張りましょう!