先月の予約率は95%と毎度の「オオカミ少年」ぶりで約束の70%には程遠い有り様。もっと腕を研いて「一度の治療だけで二度と来なくていい効果的な治療法」を身に付けようと日夜努力してはいますが何せ頭が悪いので、その結果「予約が取れない」と皆様方にシワ寄せが行くことに。だから嫌らしい話ですが、今年も既に国産車が軽く買える金を使って西へ東への勉強会通いをしていますけど金を遣えばいいのでは無くて治せる技術習得が目的で上述の「来なくていい効果的な治療法」を求め全国に赴き探している最中です(今年中には外車が買えるかも)。しかしこの考え方には根本的に無理が有ります。それは「人は毎日生活していて疲労し老化して身体を壊しながら生きている」ということです。だから例えば腰痛で来院されて症状が無くなったとしても次の瞬間から再び崩壊が始まるのです。「だったら際限が無いんだから治療したって無駄じゃないかよ!」というのは、これまた間違いで「少しでも身体を壊さないような治療とアドバイス」をして病気に罹患し難い治療をしている『つもり』だからです。身体を悪化させるのは睡眠不足も有り、運動不足も有りますが、最大の要因は「食事」と私は考えています(医食同源)。だから毎回生活の乱れに加えて食事の過不足を指摘させて頂いています。一方患者様側は「これくらい食べたら指摘された」または「されなかった」と自分の器を朧気(おぼろげ)ながら理解していくのが全快堂の治療の特徴です。しかしその器も毎回大盛りに盛られては無理がたたり壊れ常に溢れるようになります。それが食事起因の病です。だから全快堂に来られる患者様の多くが初期の治療目的が無くなっても次の病に成らないように「予防」という概念から定期的に来られいます。その患者様方へ少しでも良い治療法を体得して行うのが全快堂の使命と考えています。最後に一つ忠告です。例えば痛み、例えば痺れ等々を「同じ症状」「同じ箇所」に感じた時は身体の何処かに繰り返し負担が加わり壊れ始めていると考えた方が良いでしょう。初期なら傷口は小さいから直ぐに治りますが……最後まで言わなくても分かると思います。またそれが年齢を重ねれば……。ボヤのうちに対処して下さい。但し薬で誤魔化すのは根本的な治療ではありません。