私が患者様たちに伝えていることは以前から言っているように「患者様たちの身体が教えてくれた」経験上のことです。だから科学的な『エビデンス』なんてはありません。しかし『糖質制限はやらなくていい』(萩原佳佑氏:ダイヤモンド社)には日頃から私が言っていることが沢山掲載されていて、それも「エビデンスにもとづいた科学的に正しい食事」として紹介されています。この書籍は最近発刊されましたが25年前に出版されていたら治療がどれほどやり易かったことか、残念。ほんの一部を紹介すると、貯筋が大事•下半身強化が大事•握力がポイント•パンは勧めない•和食が良い•果物は週末だけでいい•食生活の欧米化で、がんにかかる人が増えた•サーカディアンリズムが大事•長生きしたければ食事を変えなさい•てんかん、パーキンソン病、認知症が食事で改善傾向等々で私が伝えてきたことが満載です。西洋医学の投薬治療は優れていても私には「良い」も「悪い」も言えません。だからこそ『医食同源』という言葉を大切に患者様を治療してきました。今までは好きな食べ物を少なくするように伝えると「何でだよ!」と文句を言う患者様も居ましたけど、今後は「この本はエビデンスを基に書かれているから見て」と言えるから助かりますし今まで伝えてきたことが間違ってなかった?少なくとも私一人の「独りよがり」では無かったことか嬉しく思えました。P.S.今週の予約は100%に達しましたので「今週の予約は無理」です。電話で嫌な思いをしないようにして下さい。