話が長期・多岐になってしまいましたが『男と女の話』の最後に『ふれあい』という言葉について考えてみましょう。『心のふれあい』等の言葉も有りますが原点は『ふれあい=触れ合い』です。無意識に犬や猫を『撫でる』事をしますよね。その行為なんです。夫婦、子供に恥ずかしがらずに触れてあげて下さい。すると相手は自然に肩の力を抜いて溜め息を深く吐くのです(副交感神経優位)。それが『最高の癒し(リラックス状態)』です。私も治療家なので精一杯の触れ合い(私の場合は「手当て」)をしています。しかし『最愛の人』からの触れ合いには遠く及びません。肌には不思議な力が有るのです(色々有るから聞いてちょっ)。また心には『優しい言葉』です。言葉にも不思議な力が有るのです(言霊=ことだま)。ヒトは一人では生きていけません。大事な人と話す、遠方なら電話で少し話すだけで良いのです。『元気?』『なんか困ってない?』『大丈夫だよ』の一声を掛けてみて下さい。マザー・テレサは『愛の反対は無関心です』と。全快堂には有りませんが世間はゴールデンウィークです(泣)。夫婦の在り方、家庭の在り方、子供との関係を見直して『我が家は幸せ』と改めて実感しましょう。個々の家庭が幸せになれば国民が幸せになる訳です。でも実際は「独り暮らし」や「一人ぼっちの人」「誰にも関心を向けられていない」と感じている人が多い為に、人は『癒し』を求め、それに伴い癒しを売りにするビジネスが増えるのです。政治による『幸せトップダウン』は期待出来ません。『政治によるトップダウンなんて元々無いんだ』と政治家は言うでしょうね。ならば日本より貧しいブータンの国民の幸せ意識は?全く期待値ゼロ(マイナス?)の国で生きる私達は、せめて全快堂の患者様だけは幸せになりましょう。その為には『心身ともに健康で無ければ』いけません。私も微力ながらお手伝いさせて頂きます。一週間に渡って読んで頂きましてありがとうございました。また不愉快にさせる言葉の数々、何卒お許し下さい。『言霊』を家族で、身近な人々と優しい言葉のキャッチボールして実感して下さい。そして肌の触れ合いに挑戦して下さい。長くなってしまいました。やっぱり『男と女の話』はパンドラのでした。 〈おわり〉