虐待やDVというニュースが多いですが全快堂では服を脱いで頂く為に皮膚から多くの情報を得ることが出来ます。それは以前投稿しましたから今回はしませんけど大変多くの情報を一瞬で得ることが出来ます。その代表が虐待及びDVです。皮膚に傷が多数存在しているからです。勿論転倒でも採血でも皮膚の色は変わります。しかし毎回だったり「こんな箇所に?」という場合は会話や仕草で虐待やDVを疑う場合も有ります。そして疑いは「ほぼ」当たります。今回も以前から元気で?全快堂に通っていた患者様がいました。しかしその患者様が或日突然正常歩行出来なくなりました。同時に呂律(ろれつ)も回らなくなりました。当然ながら脳梗塞や脳内出血等々の重大疾患を疑います。しかし大病院では『異常なし』と言われ経過観察になりましたが一向に改善されません。そして私は本人に伝えました。「あなたの病因はDVです。あなたが彼から離れない限り、または彼の暴言や暴力が無くならない限りは治りません」と。実際に頭に衝撃が無くても繰り返しの暴言だけでヒトの脳は萎縮して機能不全に陥ってしまうのです。最悪の事態に発展しないことを願って経過をみたいと思います。