過去に昼間放送されていた番組が有りました。その番組が「○○が身体に良い」といえばスーパーの売場から商品が無くなったというモンスター番組でした。その番組に出演した医師や研究者たちは翌日には有名人になり、勤務先は長蛇の列という状況だったので誰もが「番組に出演したい」というオバケ番組になってました。そうなって来るとCM希望の企業が増え「需要と供給のバランス」から立場は番組側が強くなって行きました。結果として番組内容も都合良く操作出来るように無敵になります。すると当然企業から「○○が良いと放送して」という要望が有れば「○○が良い」という医師や研究者を出演させるという図式です。そんな話なんて信じられないですか?某先生が番組から出演依頼が有りました。専門分野だったので承諾したところ「○○が良いと言って下さい」「○○が悪いと言わないで下さい」という細かい指示が届き某先生は憤慨して出演を断ると「皆さん多少相違が有っても要望通り表現して出演して頂けるんですよ」と不思議がられたと聞きました。最近特に「腸」にスポットを当てた番組が目白押しです。しかし「多い」ということは目立ち難いということで番組によっては極端なことも有ります。番組や書籍も「見られてナンボ」ですから……。賢い消費者に成りましょう!