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猪木

2023.11.02 | Category: 院長ブログ

私は亡くなられた今でもアントニオ猪木が大好きです(現在進行形)。そこで二つ言いたいことが有ります。一つはアントニオ猪木が最期まで苦しんでいたこと「プロレスは八百長というレッテルを剥がしたい」という問題。プロレスを斜めに見る人は「攻撃を逃げれるのに逃げない」という。しかしレスラーには「相手の攻撃を受けて受けて受け抜いて『お前の攻撃なんて効かない』格の違いを見せつけて完全勝利をする」という美学が有ります。また年間多い団体だと300試合をこなす巡業をしていて、相手が試合出場不可能の負傷をしてしまうと収入減少に陥るしプロレスは闘う競技で有り闘いを見せるショー有って「殺し合い」ではありませんから相手が捨て身の攻撃をして来たら受けて庇ってあげるのです。確かに新日本プロレスでも「?」という試合も有ります。しかしそれを一概に八百長と表現するのは如何なものでしょう。彼らの鍛えられた肉体は半端ないです。是非一度実際の試合を会場で見て下さい。印象や考え方が変わると思います。もう一つは映画『アントニオ猪木をさがして』(東映)に対する酷評です。アントニオ猪木に対する思いは十人十色ですから「あの試合を入れて欲しかったのに」となり全員が満足する出来で完成させれる筈がありません。また80年近くの猪木の人生と新日本プロレス創立50周年を数時間の映画に詰め込むこと自体無理なこと。それを「俺なら」なんて酷評は聞きたくない。みんな各々、自分の心の中に自分だけの「燃える闘魂『アントニオ猪木』」が生きているんです。私は時々50枚有るDVD コレクションの中から全盛期だった猪木の試合を見て一人で盛り上がっていますけど「見たい試合は自分で見ろ!」と言いたいです。猪木の有名な「詩」に『道』というのが有りますけど、見たい試合、やりたいこと、実現したい夢は自分で進んで掴み取れと言いたい。待ってるな!やる前から負けることを考えるな!当たって当たって当たって砕けるな!そしてどのような結果になるかは『行けばわかるさ!』ダァーっ!

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全快堂

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院長宮木 謙三