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小腸

2024.02.29 | Category: 院長ブログ

何となく一般的に「腸」というと全快堂の患者様だけかもしれませんけど、大腸のことを想像する人が多い気がします。大腸は主に水分吸収で便の形の最終工程を担っています。一方小腸は殆んどの養分吸収担当ですから、当然甲乙は付けれませんが「小腸は大事」なんです。しかし小腸は大腸の内視鏡と違って入らない=分からない=暗黒の臓腑だったということです。そこでカプセル型の自動連写するカメラを飲み込んでトイレめ回収して内側から見ていたことも有ったのですが現在では三次元CTで体内全てを実際には切らなくても解剖出来るほどになりましたから凄い進歩です。今後AIの開発で更に発展することでしょう。しかしここで忘れては為らないことは「人間は何千年も殆んど進化していない」どころか「逆に退化しているくらい」だと言うことです。快適な生活になり世界中の美味しい食べ物を簡単に入手出来るようになった反面、肉体労働は極端に減り、薬やサプリメントが自然治癒力を弱体化させてきたからです。文明の発展は野性的な生活から開放してくれますが肉体は環境悪化も手伝い確実に弱くなってしまいました。養分吸収の中心とも言うべき「小腸」は善悪共に様々なものを吸収する働きをしますが、その働きを左右する代表格が『乳酸菌』です。大腸の善玉菌が酪酸菌やビフィズス菌なのに対して小腸は乳酸菌なのです。しかしここで間違ってはいけないことが有ります。あくまでも私の考えですが「日本人の小腸には『植物性』乳酸菌が適している」ということです。これは何を言いたいのかといえば「動物性乳酸菌であるヨーグルトは日本人の小腸には合っていない」と考えられるのです。私は研究者で無いから一切データを持っていません。しかし世間では毎年多くの人々が各社のヨーグルトを毎日買い、当然毎日食べていますが、花粉症を始めとするアレルギーは減りましたか?コロナ、インフルエンザ、ノロウイルス、肺炎等々が減りましたか?多くの人々が身体を張って教えてくれているように思いますが「何で気が付かないのか?」私には疑問です。効かなくても宣伝文句を信じて、今は効かなくても「そのうち効くだろう」と毎日ヨーグルトを買い続けている。その大変失礼な表現ですが「不要な物を体内に入れる」行為が小腸の弱体化の一因だと私は考えています。またヨーグルトは多くの日本人が身体の嫌いな低温で食べていることも腸を痛め付けています。ヨーグルトの売り場面積を見て下さい、すると研究者や企業は言います。「自分に合った菌に出会って無いからだ」と。「はぁ~っ?うっせぇわ!」(すいません取り乱しました)万が一出会ったとしても全く同じ腸内環境が存在しないのに、都合良く菌が存在し菌が増えるのか?だから大腸に関していえば強酸の胃と長い小腸を通過して大腸にたどり着いたとしても数少なく環境下で存在出来ないことは予想される菌を送り付けるよりも、各個人差でも生き続けている酪酸菌を増やす方が良いから酪酸菌の食べ物のフラクトオリゴ糖を送り届けて増えるから花粉症が改善する。まだまだ続きますから本日は此処まで!P.S.時間外10人を含めると2月の予約率は結局94%でした。70%には程遠かったです。ごめんなさい。ところでもう謝りたく無いので予約率発表しません。お許し下さい。

当院へのアクセス情報

全快堂

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院長宮木 謙三