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非常なシステム

2024.03.03 | Category: 院長ブログ

今まで殆んど読まなくて良い内容の投稿ばかりですが数としては2750件の投稿をしてきました為、中には希に「大事な」投稿も有りました。そこで最近読み始めた、忘れてしまっていた等々の方々に向けても大事な内容に限っては全く同じ内容ではございませんが一部「繰り返し」「再度強調」する場合ございます。確かに還暦間近の認知機能の衰えは否めませんが承知の上でさせて頂いておりますので御容赦願います。認知機能の低下の最速症状は臭覚の衰え、それも左側の低下と言われています。臭いの種類としては腐敗臭に鈍感になると言われていますから腐った物も食べてしまうと言われています。非常に飛躍した持論ですが嗅覚の低下には年寄りを減らす『自然界の厳しい掟』が隠れていたのかもしれません。保存方法の未発達な昔でしたら食中毒は恐ろしく、簡単に命を落とす可能性が有りました。農耕民族であれ狩猟民族であれ食べ物を確保出来なければ飢えるか腐った物でも口にする時に抵抗無く食べて『口減らし』という図式が成り立ったのかもしれません。とはいえ現代人は簡単に死なれては困ります、少なくとも全快堂の患者様は。そこで嗅覚強化方法は感覚を研ぎ澄ます訓練です。月一でも良いので「定期的に目を閉じて何を食べているか」を考えて食事をする日を作る(ゆっくり食べるから尚良い)。何料理かも不明な真っ暗な店内で終始苦労しながら食事をさせる店が有るそうですが、そこまで行わなくても食材を見ないで口に運ぶとグルメを豪語している方々でも何を食べているのか分からないことが殆んどだそうです。その時に役立つのが『香り』なのです。人は7~8割を視覚に頼っています。その視覚でさえ注意深く認識して見落としが多いことが現実です。そんな文明頼りの腑抜けた現代人に視覚機能を一時遮断することは認知機能低下ストップに大変有効だと考えています。風邪の時に「味が分からない」と言われますが鼻詰まりは味覚を消失させます。五感を磨くことは昔なら命を守ること、現代では認知機能低下を防ぐことなのです。最後にラベンダー精油成分を抽出した物を定期的に嗅ぐと嗅覚を敏感にして認知症発症を遅らせると言われています。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
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休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三