本日「多過ぎて6」で一応終了と致します。さて正式には『脳腸相関』でしょうけど、私は「腸脳相関」で押し続けます。耳タコでしょうけど「腸はもしかすると脳よりも偉い」かもしれないんです。どちらが偉いとか争うことは無意味で愚かなことですした(すいません)。ただ私が言いたいのは「西洋医学は『脳 〉腸』という考え方に感じる」ということです。一番分かり易いのが『うつ病』ですが、西洋医学では「うつ病」は脳に原因が有ると考えて脳中心にアプローチするのが一般的です。「うつ病だから腸を治療しましょう」という人は極少数だと言えます。だから「うつ病」は改善し難いのです。しかし考えてみればセロトニンの前駆成分は腸で9割産生されるから腸が良ければ結果としてセロトニンが多く脳に運ばれ早期回復し、腸が悪ければ早期回復が見込めないことになります。それが分かっていながら?腸にアプローチしないのは「脳が一番」という間違った考え方が大半を占めているからだと言えます。昔から『心身共に元気』と言いますけど心身は「腸」が元気で有れば手に入れられると私は考えて毎日治療しています。だから全快堂に定期的に通っている患者様の皆さんが、初めの頃に比べて性格的に明るくなってます。先日も「最近楽しそうね、と友達に言われた」と喜んでいた患者様がいましたが当然、痛みが無くなり症状の改善が有ってこそですが「心の健康」も大事です。その心に腸が大きく関与しているのです。此れにて『多過ぎて』一巻の終わりでございます。