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左右を

2024.04.20 | Category: 院長ブログ

治療していて患者様に伝えることが有ります。「左右同様に使って下さい」と。利き手は有名で「右利き•左利き」は知られていますから直ぐに理解して頂けるとは思います。そして驚くことに個人差は有りますけど利き脚も存在します。一般的に左脚は体重を支え右脚は推進力の役割を担っています。脚は無意識の加重と反対を意識すると良いと一般的に言われますけど調べると違っていますね。さて本日は『利き手』です。右手は学習や言語を主に担う左脳に支配されています。一方左手は芸術的な感性というアバウトな記憶しかしていませんでしたが全く違っていました。右脳は「俯瞰(ふかん)して見る」「全体を見渡す」という優れた見えない所迄も総合的視野ともいうべき脳で、左脳のミクロ的な要素に対し右脳のマクロ的な視野の両方が合わさって優れた脳が完成するということが分かります。しかし凡人と言われる人々は右手優位=左脳優位という状況が一般的ですから、たまに左利きの人が居ると少し変わって見られるのは変わっているのでは無くて「見慣れていない」=「雰囲気が違って見える」と表現するのが合っているでしょう。俯瞰を「遠くからぼんやり離れて見る」と表現して『全体像を把握する』という大事な部分を伝えない人が居ますけど、そこが最も大事な部分ですから省略しないで下さい。私は『元』左利きなので左右の脳を使える?と思っていましたが私の場合は左手を使えるけど右脳は俯瞰では無くて「ただ鳥のように遠くから離れて見ている」だけという「鳥の脳」だったので脳容量も小さく三歩歩いたら忘れるような使い方でした。脳を鍛えるのは学習だけでは無く「右手と左手を『使いこなす』こと」により逆に、手の方から脳がどんどん鍛え上げるという、使えば使うほど発達する、結果として巷で言われる『ゴッドハンド』になると知りました。学習は脳と繰り返しの作業と些細な変化を触知が育てるもの、毎日•毎回二度と同じ状況と状態が無い最高のモデルを触れられる最高の職業に就いていられる幸せを改めて実感しました。数多くの経験を注意深く触知してゴッドハンドに成れるように努力します。

当院へのアクセス情報

全快堂

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院長宮木 謙三