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増えてる

2024.06.23 | Category: 院長ブログ

再び「コロナ感染症」患者数が6週続けて増加しています。増加している理由は分かるような気がします。最大の理由は「気の弛み」だと思います。しかしその「弛み」は学生時代に言われた「弛(たる)んでるから風邪を引くんだ!」という『気合い』で「どうのこうの」というものではありません。例えば電車に乗っても街を歩いてもマスクの着用率は確実に低下しています。また会話のボリュームは言うまでもありません。ここで断っておきますけど「マスクでウイルス感染を防御出来るなんて考えていない」ということは理解しています。しかし何かしらの「ウイルス感染症」が世間では広まっている、感染するリスクを少しでも防ごうという心構えの大きさの反映がマスクの着用率だと思えるのです。「アナタは帰宅したら手を洗いますか?」と尋ねると大概の人は「洗いますよ!」と応えると思います。それなのにマスクを着用しないなんて私から考えると信じられません。テレビで見ましたが特別な機械を使うと会話している時に多くの飛沫(しぶき)が飛んでいるのが見えます。特別大きな声を発していないのにもかかわらず。全快堂を始めて27年目、それ以前は病院勤務でしたが対面していると多くの飛沫が顔に降りかかりました。勤務していた時は(気分を害して欲しくありませんけど)高齢者の多くが声が大きくなり前歯が無い人もいて酷かったです。だから個人で開業したらマスク着用したいと思っていました。でも現実には踏み切れずにいましたがコロナ感染症をキッカケに出来る限りの感染症対策をと思いました。センサー流水の手洗いとトイレ•ペーパータオル•アルコール消毒•各自タオル持参•こまめなタオル交換•室内でのマスク着用等々、まだまだ甘いですけど出来る限り行っています。皆さんは平気で電車の席に座りますけど「本当に『ソコ』はキレイですか?」と尋ねたい。驚いたことがあります。認知症で無い中年女性の患者様の裾に『便』が付着していたのです。排便時に裾が便に触れたと考えられますが驚きました。それからは大変でした。気付かれないように全てのタオルを交換して、歩いた経路を全てを念入りに拭いてタオルを廃棄してアルコール消毒して。しかし全快堂のようにマンツーマンなら対応出来ても病院や多くの治療院で次々入ってくる場合、何処まで対応出来るのでしょう?ペーパーの使い捨てのタオルやシーツを使ったことも有りましたが結局は不完全でしたから複数の『目視確認』が良いという結論に。このような内容は以前にも少ししましたが感染症に限らず色んな危険が潜んでいることを肝に銘じていて下さい。帰宅時に座った、触った場合なら「まだ」良いですけど出社する、デートに行く時なら絶望します。何に触れても感染しても良いことはありません。潔癖症になれと言っているのではありません。世間は危険がいっぱい潜んでいますから最低限の注意をしましょう。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三