負け癖の方が来ました。落ち込んでいる人々全てを「負け癖」とは思いませんし呼びませんが、その方は明らかに「負け癖」オーラいっぱいでした。最近非常に多いタイプが「学生時代は優等生だった」という人。でも今は何をやっても上手くいかない、仕事でも認められない、給料も上がらない、そして『負』のオーラ全開で身体と心に異常が表れることに。人によって症状出現は様々で、円形脱毛症•不眠•耳鳴り•頭痛•鬱(負)の思考•手のしびれ•味覚異常•頻尿•イライラ等々。その人に寄り添って治療するのが良い人が多いですが今回の人は犬なら尻尾を垂れ下げた闘う前から完全に戦意を失ったタイプの人でした。こういうタイプは負けん気に火を着ける=怒らして「やってやる!」という闘志に火を着けるのが回復の近道。更にもう1つトラップ的な細工を行いました。直接言えば負けん気に火が着く前に萎縮してしまう危険が有ったのと他人から言われた方が効果的なので家族に伝えて本人に伝わるようにしました。これは直接「アナタっていい人ね」と言われるよりも「○○さんが褒めていたよ」と他の人から聞かされる方が何倍も嬉しい心理的効果を遣いました。予想通り本人が怒りながら電話して結局予約をしました。負け癖には失った自信の回復、反骨精神の復活です。これを本人が読めば「嵌められた!」となるから手の内を明かすのは本来良くないですが、その方が悔しがるのも本人には回復する近道なのと、他に精神的に苦しんでいる方が増える夏休み後半前でしたから投稿させて頂きました。本当の「チクショー!」ですね。