MENU TEL

察すれば

2024.08.08 | Category: 院長ブログ

「空気を読む」という言葉が有ります。日本人は特に「空気を読む」所謂「察する」文化です。確かに「そんなこと言わなくても分かるだろう」は老害かもしれません。しかし学生時代ならともかく社会に出たら「察する」ことの出来ないことは出世街道から外れると考えて良いでしょう。出世街道から外れるのは気にしないとしても「察することが出来ない」=「空気が読めない」と社内で浮くことになり最悪「嫌われ者」のレッテルを貼られてしまいます。学校と違い会社組織は非情ですから矢継ぎ早に重い十字架を載せられます。確かに会社としても慈善活動で無い→不利益を招く人に給料を与え続ける訳には行かない→報酬カットや左遷(配置転換)、自ら辞職する方向に嫌がらせをすることが考えられます。そうなると次は唯一の安息の地である家庭にも不穏な空気が漂い始めます。だから学校の成績や出身校なんて役に立たないのです。しかし流れに乗れない人や気がつかない人は「周囲(他人や会社)を悪く言う」か自身を責めて「鬱(うつ)」になる場合が多いです。そこで物を言うのが日頃の人柄です。コミュニケーションなんて要らない、更に飲みニケーションなんてもっと要らないと『和』に加わらないと自身の首を絞める、困った時に誰も助けてくれなくなります。相当な実力と人気が有れば『我が道を往く』で良いのですが、もしかしたらIT社会の 「今の時代だからこそ」察する、空気を読むが必要かもしれません。察することが出来ない人は往々にして他でも嫌われている傾向が有ります。だから察することが苦手な人は忠告を聞き入れて他の人よりも努力する必要が有ります。でも「そんな人に限って」素直ではありません。「私の勝手でしょ!」「群れるの好きじゃないから」「1人で居るのが好きだから」と強がります。本当に好きならいいんですが人気者が意識的に1人になるのと誰にも相手にされないで1人で居るのとは全く違いますから健康状態に影響して心か身体の病気になります。それが表れるのも「腸」です。会社が近くなると腹痛、試験が近くなると下痢と分かり易い症状から頭痛•肩こり•めまい•耳鳴り•不眠•痒み•異常な暑さ又は寒さ•手足の痺れ等々、一見すると腸とは無関係の症状が精神的由来の『不腸』が原因と言えます。何故なら耳タコでしょうが幸せホルモンの『セロトニン』、睡眠ホルモンの『メラトニン』の9割が腸で作られ脳に運ばれ作用するのと、腸が免疫力の7割を支配していますから『脳腸相関』(全快堂は『腸脳相関』)という言葉が有るのです。「心身共に」と何気なく使っている言葉ですが奥が深いんですよ。必要な人が読めばいいんですが……。最後に帯状疱疹は免疫力低下すれば老若男女発症します。それは「不腸」のサインですから「快腸」にしなければ次は感染症になりますよ。P.S.明日は『察する2』です。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三