『腸のバリアー機能低下で重い腎臓病になる』と慶応大や福島大などのチームがマウス実験で突き止めたと国際科学誌に発表しました。全快堂の患者様なら驚くことは有りませんし「今頃何を言ってるの?」と聞こえて来そうです。腸には食べ物の有益な物質は体内に入れるが有害物質は排除する機能が備わっています。大きな河川から田畑に適量の水は引き入れますけど流木、ゴミや大きな岩は田畑に不要ですから入れません。それと同じように腸も取捨選択して身体に有益な物質のみ吸収しているのです。しかし腸のバリアー機能が低下すれば異物が体内に入ってきます。それが病気(この場合は重い腎臓病)になるメカニズムです。口~肛門まで粘膜が繋がっていますので腸のバリアーを破壊されれば口内炎•食道炎•胃炎•潰瘍性大腸炎•痔等になっている可能性が有ります。また口唇から顔の皮膚、肛門から尻の皮膚から全身の皮膚に繋がっています。アトピー性皮膚炎の場合に体内の粘膜が荒れて無い筈が有りません。逆に言えば体内の粘膜、特に大腸を良くすれば全身の肌荒れは改善するということです。寝不足、便秘、食べ過ぎで肌荒れ•吹き出物になる理由が分かったと思います。では腸のバリアー機能を壊す行動とは何でしょう?沢山有りますけど最大の原因は善玉菌が少ないことです。つづく