新しい患者様が増えているので再度確認の意味で『私が治しているのではありません。患者様の身体が治しているのです』そして私の治療の基本の考えが『医食同源』。私と患者様が御自身の身体を二人三脚で治している。しかし食べ物を身体に入れるのは患者様自身ですから私は患者様の身体の声(何が多くて何が少ないのか)を伝えているだけです。何も特別な事をやって無いにも関わらず患者様が治っていくのは身体が食べ物で出来ている事の証明で人は各々顔や性格が違うように体質が違います。にも関わらず何故か横一線、統一された基準でも有るかの如く『糖質または脂質の1日摂取量はどのくらいですか?』と質問してくる患者様が未だに多くいます。答えは常に一緒『器の大きさは人それぞれ。私が分かるのは溢れていたら多いですよと教えるだけで何をどれだけ食べて良いと分かる訳ではありません。器の大きさは体調でも変わります。また沢山動けばエネルギーを消費しますので食べ過ぎても溢れない場合も有ります』と。例えば風邪の時にダルい、眠い、頭痛がしたりするのは『休んでくれ』という身体の声なのに無理をして出勤して拗らせてしまう。食べ過ぎの身体の声は分かり難く『下痢、便秘』くらいで毎日g迄計測している人なら分かりますが、それでも偏食や寝不足していれば通常より太り易くなります。体調変化とは単純では無く総合的に考え無ければなりません。『あ~今日はちょっと食べ過ぎたな』とか『あ~今日はちょっと体調不良だな』という事の積み重ねが、積もり積もって何年後かに病名となって分かるのです。ですから病名の付いた病気は先天的な異常で無ければ過去何年、何十年もの自分の身体に合わない日常生活の歪みな訳で一気に精算出来るような物ではない事を理解して下さい。毎週欠かさず全快堂に来ている10年を超える(多くは15年超え)患者様は血液検査の異常値が常に正常値になるのは患者様の努力が有ってこそ、まさに結果なのです。全快堂から『努力賞』を進呈しなければいけませんね。新しい患者様も努力賞を目指して是非ご自分の生活を見直して毎回の治療時に言われた事を『今週の私の生活はどうだったろうか』と照らし合わせて自分の許容量を知って少しずつ修正して下さい。そうすればきっと毎日の体調が良くなります。良くなると笑顔が増え、すると人間関係も良くなり、仕事もバリバリ出来て更に笑顔になります。辛い人生より、どうせ歩むなら楽しい人生を選ぶ為に毎日の少しの努力。私も皆様に負けませんよ!また長文だよ。