オートレースは誠に失礼ながら公営ギャンブルの中ではマイナー中のマイナーです(私も見たことさえありません)。そのオートレースが一躍脚光を浴びたことが有ります。って言うか正確には「浴び続けて」います。そのキッカケがオートレーサー『森且行(50)』選手の活躍です。SMAPを辞めてオートレーサーになる決意も凄いけど、その夢を実現する日本選手権で優勝してしまうのも凄いことです。更にレース中の事故で骨盤骨折し背骨も肋骨も骨折し20本以上ボルトが入って脚が麻痺し一生車椅子生活かもしれないところからレースに復帰、そしてオールスター戦で優勝するという奇跡の復活ドキュメンタリー映画を観て来ました。SMAPのファンでも無く森さんのファンでも無く、オートレースにも興味が無いのですが「この映画観たい」と直感的に思いました。そしてその気持ちは間違いではありませんでした。皆様は貴重な時間でしょうから良かったら森さんのスナップ写真が全快堂に貼ってあるので写真くらい見て下さい。私は森さんのファンになりました(オートレースには行きませんけど)。今日の本題はここからって、どんだけ長い前置きなんだよ！大丈夫です、本題は短いですから。全快堂の患者様にも凄い方が居ます。女性76歳になりましたが3年ほど前に脚立から後ろ向き転落。骨盤3ヵ所、背骨、肋骨、上腕骨骨折し「一生車椅子生活」良くても「杖の使用間違い無し」と言われた方が今は日常生活は勿論、走れるし車は運転するし何の障害もありません。しかし誰もが避けて通れない老化は徐々に進行するので私も患者様も必死に闘っています。森さんの挑戦も続くでしょうけど私たちの闘いもまだまだ続きます。私はボルトは入れませんがボトルは入れたいです。