私は先日の投稿したブログ(『くたばれ』)を読んで頂ければ分かるように喜怒哀楽を自制することの出来ない凡人以下の存在です。しかしながら「反省」することは出来ます。無論私だけで無く多くの人が誰かを憎んだり忌み嫌うような対象が有るのは当然で「それ」を取り除きたい、取り除けたら幸せに成れると一瞬、浅はかな考えをしてしまうこともあると思います。その対象が人ならば悪口、意地悪その発展系がイジメ、暴力、更には物騒ですが殺人も有り得ます。しかし人間には自制心•理性•道徳心が有りますし話し合いや裁判制度が有るので表立った争いは回避されています。さて恥ずかしながら私は無宗教無宗派の宗教とは全く無縁の人間です。それなのに初詣に行ったりする「イタイ奴」です。でも本日の題『ダンマパダ』だけは知っています。米国がウサ－マ•ビン•ラ－ディン容疑者を殺してもアフガニスタンは平和になるどころか更に混乱しました。イスラエルとパレスチナはどうでしょう？ロシアとウクライナは？一応の決着がついたとしても憎悪の火種が「永遠に消え去ることは無い」のが世界的な常識です。但しその常識を覆した「良い意味での非常識」とも言える唯一の理想的な展開を見せた敗戦国が『日本』だったのです。そこには従順な日本国民と日米両国に奇跡的に優秀な人材が集まったからこそ成し得た結果であり少なくとも今の日本政府が当時の戦後処理を行ったとしたら最低でも3個に分割され日本は存在していなかったでしょう。結局『くたばれ』の続編のような内容になってしまう私には宗教観も高貴な『ダンマパダ』の教えも無駄なのかもしれません。またも反省材料が出来てしまいました。「お前が言うな！」と言われそうですが誰かを憎めば自分が傷付くだけです。誰かの失敗を望めば自分が不幸になるだけです。タイガー・ウッズは常にライバルのパットを「入れ！」と祈っているそうです。するとモチベーションが低下しないでプレー出来るからと。トップに成れ無くてもトップの真似は出来ます。