何かを伝えたい時に学術論文が有れば信憑性が増します。しかし都合の良い論文のみを集めて反対意見が取り上げられて無かったとしたら?実験データも都合の良いものだけを意図的に集めて「こんな結果になりました」と誘導されてることも。また正確な実験なら良いですが異物が混入した可能性で出来上がったデータ、昔の基準からのデータを持ち出したりと都合の良い論文とデータが都合良く纏められ訴えたい結論『最初から出したい結果有りき始められた実験』だったとしても私たちは信じてしまうかもしれません。本来なら私たちには調べる術が有ります。でも殆んどの人は英語だったり専門用語だったり権威ある人が語っていれば疑って調べることをしないと思います。また「嘘なら問題になるし誰かが調べているだろうから此れは『たぶん』本当だろう」「此れが本当なら面白いだろうなぁ」と考えてしまうかもしれません。それが「ライオンが逃げた」「河川が決壊」とかのデマの拡散になるのです。今朝の『あさイチ(NHK)』の『冷え特集』でもサーモグラフィで全身の体温を計測してビフォー•アフターの計測を放送したのですがタオルの両端を引っ張った状態で首の後ろや大腿の後ろを振動させて「体温上がってますよ」って、そりゃ運動してるから体温上がって当然だよね。これと言って何も大きな動きが無くて変わるなら信じますよ。例えば昨日凄く手足が冷たく困っている方が来たから「お腹に手を当ててゆっくり大きく鼻だけで呼吸して吸うよりも吐く息を長くする。吐く時は腹を引っ込めて吸う時は腹を大きくする意識を」というだけの指示をしたら5分もしないうちに手がポカポカになり足も帰りには温かくなっていました。今回の検証実験においては全く動かず「それだけ」をやったのが正確であり正解だと私は思いました。とりあえず手足の冷えが気になる人は電車の中でも仕事中でも出来るので鼻による腹式呼吸をしてみて下さい。