「母乳を舐めんなよ！」と言いたくなる出来事が有りました。「牛乳を飲まないと便が出ない」という人が来ました。私が「牛乳はアナタの身体『にも』合って無い。良い便の人なら下痢になってしまうが通常なら「固い便で便秘」のアナタは牛乳を飲んで便を強制的に出しでいると説明すると「母乳を飲んでいるのだから『乳』はいい筈だ」と。はぁ？母乳はいいですよ、確かに。だけど牛乳ごとき品物と一緒にするなよ(スイマセン取り乱してしまいました)。母乳は赤ちゃんの体調に合わせて成分が常に変化するんです。夜間には赤ちゃんに寝てもらいたいのでメラトニンが多く含まれます。それを知らない母親はミルクで済ませて「寝てくれない」と言います。授乳中もたんぱく質•ビタミン•ミネラル•水分が多く含まれた成分が飲み終わる頃には脂肪分が増えて赤ちゃんが満足出来るようになっているんです。だから粉ミルクでさえ足元にも及ばない代物なんです。それが子牛さえ直ぐに草を食べ始めるのに有り難く人間だけが飲み続ける、中には乳糖不耐性でお腹をゴロゴロさせながら牛乳のみならずヨーグルトにチーズ、バターを。偉い方々が牛乳、ヨーグルト、チーズ、バターを良いと言うことや、それを信じて体内に入れるのは勝手ですが私は勧めません。とにかく母乳は凄いんです、偉いんです。因みに赤ちゃんが乳首を吸うとオキシトシンが放出され母乳が出るのですが、赤ちゃんのことを考えただけで「乳が張る」というのも母性本能からです、美しい。