現時点での認知症最終回です。軽度認知症の初期症状のキーワードは『面倒』です。コレは精神面と肉体面の二通りが考えられます。精神の具体例は『同じ服を着続ける』『パジャマで一日中過ごし外出時にはその上に何かを羽織る』『惣菜、弁当いわゆる中食やレトルトが増える=料理をしない』です。筋力低下が根底にある肉体の具体例は『歩きたくない』『趣味の外出も嫌』『とにかく動きたくない』です。そして共通の具体例は『家に有る物を見て献立を考えて足りない食材を買い物に行き料理を作る事の全てが嫌』等です。他に軽度認知症の初期症状に『嗅覚の低下』が有るので匂いが分からなくなると同時に『味覚の鈍化』も有ります。調味料の激減にも注意。まだまだ分からない点も多いですが現時点での結論は、脳の神経ネットワーク(脳全体に張り巡らされてる)が途切れる=認知症のようです。何よりも周囲の早い気づきが認知症の進行停止や改善に繋がります。