この時期の入浴は本当に難しいです。治療していると『暑いからシャワーだけ』なんて人も多いです。しかし身体が訴えていますから患者様には注意させて頂いております。でも汗が止まらないのは事実です。だから理想を伝えますが『やる、やらない』は自由なのでお考え下さい。『39℃に10分で肩と胸までを繰り返して入浴する。出来れば換気をしっかりして浴室内の温度を下げる』コレが理想です。更に良いのは最後に42℃に3分~5分くらい入れれば皮膚の毛細血管が交感神経優位になってキュッと締まった状態で上がるので反動で毛細血管はパッと開いて放熱しようとして体温が低下して熟睡モードにもなります。ただし就寝中は体温が1℃程低下しますからパジャマは着用して就寝して頂くと質の良い睡眠に繋がります。ヒトは放熱すると眠くなります。眠くなった赤ちゃんの手足が温かくなるのは頭の血液が手足に流れて来た=頭の血液が少なくなる=眠くなる(投稿済み)。その時、手足や皮膚からの放熱は、早く寝付ける最高の方法です。入浴方法にも注目して暑い夏でも熟睡を手に入れましょう。