冬になると風邪の人が増えます。それは乾燥と関係が有ります。鼻から胃へ毎日1.5リットルの体液が流れて常に粘膜が潤ってバリアを保っています。しかし空気が乾燥していたり口呼吸していると体液が乾きます。するとバリアが壊れウイルスや細菌が粘膜から侵入します。また風邪で体温が上がると粘液が蒸発して粘膜が乾燥する為に喉がヒリヒリ感じるのです。風邪予防には『加湿』が大事。加湿器は有効ですので外出時はマスクをして『独り加湿器』を活用して下さい。では薄着だと何故風邪になりやすいのでしょう。薄着だと鳥肌を立て少しでも保温しようとしたり体温が下がると免疫力も下がるので体温を上げようとエネルギーを使ってしまいます。エネルギー消費で免疫力が落ちたり、急激な皮膚表面だけの体温上昇が粘液蒸発につながってしまいバリアを壊してしまいます。過保護はダメですが長時間の薄着は更に良くありません。注意しましょう。
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