先日『禁煙外来』の病院関係者が病院敷地内で喫煙していた事がニュースになりましたけど私が病院勤務していた頃(20年以上前)は本当に病院関係者の喫煙が多く簡単な意見交換は喫煙所で行っていました。タバコの副流煙は身体に非常に悪く服に染み付いたりカーテンや絨毯等に染み付いた有害物質は長時間室内に漂います。また喫煙後の呼気には3分後も有害物質が検出されます。そんな悪いタバコですが害ばかりでも無いかもしれない研究データが発表されつつ有ります。タバコに含まれる物質が、がんの転移を防止出来るかもしれない。将来タバコ由来の抗がん剤が出来るかもしれないのです。しかし喫煙習慣は悪くタバコはアルコールと併用すると189倍の喉頭がんの発症率となるデータ迄発表されています。最近著名な方々が『がん』で亡くなっていますが飲酒とタバコが原因かもしれません。また妊婦の喫煙は早産、体重の増加が少ない胎児、30年後に糖尿病になる確率が高くなるという説も有りますので妊娠の近くでの喫煙はご遠慮下さい。私も喫煙していました。もう20年以上吸っていませんが飲酒すると未だに無性に吸いたくなります。だから喫煙している人に偉そうに『禁煙しなさい』とは言えません。しかしタバコが身体に良くない事は分かります。未だに吸いたいタバコですがランニング中のタバコの臭いだけは、どうしても耐えられません。喫煙者とすれ違う時には息を止めてランニングします。しかし息を止めて20m位走って我慢出来なくなって息を吸うとタバコの嫌な臭いがするのです。という事は臭いだけでなく有害物質も拡散しているのです。恐るべしタバコの臭い!本当に禁煙して下さい。それは貴方の為であり家族の為であり周囲の人の為でも有ります。