『帰宅困難の練習』として昨日に引き続き、書ききれなかった事を追加します。災害は何処に居る時に遭遇するか分かりません。自宅ならばある程度の準備はしていると思います。しかし通勤途中、それも自宅と仕事場の真ん中なんて事も考えられます。そこには靴も防寒具も食料も有りません。地理的に詳しくないかも知れません。携帯が繋がれば良いですが地下鉄の駅と駅の間かも知れません。交通機関の場合は最寄りの駅まで進んで停車するマニュアルだと思いますが、走行不可能な酷さだとしたら?携帯も繋がらないかも。また日中の家族の居場所も同じとは限りません。都合良く、寒くない日中の明るい時間帯に食事を摂った直後で、喉の渇きも無く体調的にも万全でトイレを我慢して無い。遭遇するなら、そんな時なら少しだけ冷静に対処出来るかも知れません。山で遭難した人が『一枚のチョコレートに救われた』と聞いた事が有ります。ですからアナタは『たまたまペットボトルの飲料水を持っていた』なんて事も考えられます。何が生死を分けるか分かりません。災害に関しては最悪の事態の想定、決して想定外でパニックを起こさない心構えが生き残るポイントかも知れません。最後に3・11は昼間の津波だから少しは対処出来たと思いますが夜中だったら『まさか津波が来るなんて』と逃げ遅れた人が増えたと思います。それだけが良かった事かも知れません。昔から『災害は忘れた頃にやって来る』と言われます。それが今日で無いことを祈りつつも、今日遭難しても大丈夫な準備と心構えを持ちましょう。