油については今回をひとまず区切りにしますがオイルジャンキーになってしまう過程だけは理解して下さい。体内に蓄えられたエネルギーで糖質は1g当たり4kカロリーに対して脂肪は1g当たり9kカロリーです。ですから身体は本能的に効率の良い脂肪を好んで食べてしまいます。摂取すれば快楽物質のドーパミンが放出されます。このドーパミンは通常の食生活でも十分放出されますが油を摂取すると、より多くのドーパミンの報酬を受けられるのです。厄介な事にドーパミンの受け皿であるD2受容体は油を摂取し続けると20%減ってしまうそうです。これは身体が常に効率を追究しているので無駄な物は省く進化が皮肉な結果を招いたと考えられます。受け皿が少なくなればドーパミンが沢山放出される食べ物を食べたくなります。悪循環の完成です。これ以上書きますと著者から文句を言われるかも知れませんから(笑)必ず一家に一冊必要な本ですから買って下さい。勿論私には一円も入りません(泣)長々とすいませんでした。