NHKで『奇跡のレッスン』という番組が放映されています。私はこの番組が大好きで再放送を含めて毎回見ています。サッカーであったりバスケットであったり、料理であったりジャンルは多岐に渡ります。こんなオッサンでも非常に勉強になります。皆様は私が毎日治療していて同じ事の繰り返しと思われるかも知れませんけど、私の頭の中は常に疑問と好奇心がいっぱいで『治療の宝石類やぁ(by彦麿呂)』って感じで同じように見えても常に違う状況、正に『あ~あ~川の流れのよ~うに(by美空ひばりさん)』って感じで一度として同じ状況になった事が無いのです。毎日ドキドキ、ワクワクの連続ですから休まず20年以上も続けられるのです。そして『全快堂の指示に従わないワガママな人、他の患者様に迷惑を掛ける人』以外は困っている人なら何方でも受け入れます。何故なら『困難から逃げたら成長は無い』『難題解決を拒否したら発展が無い』と番組に出演する各コーチ陣が異口同音言っているのです。そしてジャンルは違えど治療は型に嵌まったら駄目。何故なら身体は常に違うから、ここで野村克也氏の教え『既成概念は悪』が生きて来ます。また『人真似するのは果たして良いのか?』という疑問も湧いて来ます。何故なら『その人が間違っていたら?』だからです。コーチ陣は教えます。イメージだけ伝える。後は自分の感覚で感じ取れと。細かい点まで教える事が決して良い事では無いと。またポジティブな考え方を常に持つことを全てのコーチ陣が伝えています。ポジティブな考え方は更なるポジティブな精神を生むと共に柔らかく、しなやかな筋肉と健康的な身体を手に入れる事が出来ると言っています。確かに笑うとNK細胞が活性化されたり、がん細胞やリウマトイド因子が減少する事が経験から分かっているのです。その為に『良いことだけ書く』ノート作りを推奨しています。悪いイメージを無くすのに良いようです。ゴルフの回では上級者対象に考えられたパーでのプレーでは、常にネガティブなスコアーになってしまいます。コーチは上級者+2打のパーソナルパーを設定させてプレーさせていました。背伸びしないプレッシャーない、ゴルフが楽しいと思える初心を思い出させる。上を目指すうちにプレーの楽しさを忘れプレッシャーからネガティブになりミスばかりに目が行って肉体的にも精神的にも追い詰められての悪循環に陥っている若い才能有る子供達を進むべき道に戻すマジックは毎回見物です。全ての人に参考になると思います。お時間の有る患者様は是非見て下さい。