今回は胃がん、食道がん。胃がんは病変部位が胃の中で出血しているため、貧血気味になりフラフラしたり疲れやすくなったりします。夏バテかな?と思ってたら実は胃がんだったというケースがあると教えてくれるのは辻仲病院の指山浩志氏。他に代表的な違和感として胃痛や胃もたれ(または膨満感)、ゲップが出やすいなどが有ります。また上部消化管からの出血なので黒色便というタールのような色をした便が出る事が酷くなると有るようです。他には食欲が落ち痩せるのもサイン。1ヶ月で数kgといった単位で体重が落ちる場合は要注意。これらの状況は既にがんの進行してしまっている可能性が高いので早期の受診をして早期発見、早期治療が大事だと。胃の上に有るのが食道です。最近は食道がんも耳にする事が多くなりました。私の大好きな桑田佳祐さんも食道がんになりましたが幸いステージⅠで治療して後遺症も残らない筈です。食道がんは進行度合いによって兆候が変化します。①しみる感覚②食べ物がつかえる③体重が減る④胸、背中が痛むと進行します。①しみるは熱い物を飲んだ時に『しみる』感覚を訴える人が多いです。このしみる感覚はがんが進行すると消えてしまう事が多いです。つまりこの兆候を見逃すと気付かぬ間にがんがジワジワ進行する。更にがんが進行すると出てくるのが『つかえ感』と指山氏が伝えています。腫瘍によって食道が狭くなっている為に、硬い肉を飲み込む時に『つかえ感』があり、酷い時には嘔吐する事も有るそうです。がんが更に大きくなると液体である唾液を飲み込むにも苦労するようです。最終的に胃がんと同様、食欲が落ち体重が急激に減ります。怖い話をシリーズ化していますけど明るい話題も。3年以内に一滴の血液で十種類程のがんが早期診断出来る可能性が出て来ました。それまで『がん』にならないように運動、睡眠、栄養と全快堂での治療を(ってまた営業かよっ)!