私の治療に関する国家資格は『鍼灸師』と『柔道整復師』です。700回近いブログを最初から読んでいる人は分かると思いますが他の人は柔道整復師なんて聞き慣れないとは思います。接骨院(骨接ぎ・ほねつぎ)の免許で急性及び亜急性の症状(骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷)には保険適用の治療する事が出来る免許です。また鍼灸治療も医師の証明書が有れば保険適用になります。しかし柔整も鍼灸も保険を使うと規制が厳しく本来やりたい治療が私の拙い(つたない)技量では治せません。ですから全快堂の患者様には誠に申し訳ないのですが自費治療にさせて頂いています。最近は優秀な国会議員を始め、行政を司るエリート役人の方々のお陰を持ちまして、国家の財政難から国民医療費にシワ寄せが来て、医療費の高騰のみならず年金支給額を下げるに至っても尚、良識の有る勤勉で大人しい日本国民は、ただじっと耐える事を美徳と教えられて来ました(武士は食わねど高楊枝)。その結果、先ず医師の生活を確保して残りの医療費を各医療関係者が分けて最後の残りに最近、爆発的に増えた柔整師が取り合う縮図が出来上がったのです。そこで危機感を覚えた一部(最近はかなりの数)の柔整師が自費治療に乗り出して来て頑張っているのですが上手く行く人ばかりではありません。そこで頼りない私にも相談しないよりはいいと『教えてくれ』と連絡が有ります。私は異口同音『接客の重要性』を教えるのですが上手くいかない柔整師は全く接客の重要性を馬鹿にしています。私のブログには時折『韓流ドラマ』の話が出てきますが『ホジュン』という私の大好きなドラマが現在放映されています。彼は『心医(しんい)』という患者様に寄り添った医師を目指して修行しています。『馬鹿じゃない、ドラマの話だろう』と思われるかも知れませんが東洋医学には『身体一如』という言葉が有ります。『心と身体は一体である』という意味です。『ああそれなら知ってる。西洋でも「健全な肉体には健全な精神が宿る」って言われてるから』と思った方、それは違います。つづく