現代人はすき間時間の使い方が非常に上手になった。それは携帯の発達です。例えば美味い店の前に行列が出来ています。30分並ぶなんてザラらしい。携帯が無ければ並んでいる時間は何も出来ませんでした。家族が連絡を取りたくても、逆に誰かに連絡を取りたくても、ただ「じっと」目標達成迄待つのみでした。だから『並んでいる人=暇な人』または『行列の出来る店=凄く美味しいお店』でした。しかし最近は並んでいても連絡は互いに取れるし仕事も出来る。だから行列が出来ていても美味しくない店も有ります。以前投稿した『行列の作り方』に店内の椅子を減らして外に置くだけで『然程(さほど)』と言いたい店に行列が出来る。まぁ実力が無ければ続きはしませんが。そこで最初の『現代人はすき間時間の使い方が非常に上手になった』となる訳ですけど心配なのは、それに伴って精神的病の人が増えた事です。すき間時間は人にとって必要悪だったんだと今になって感じます。シガラミから解放される時間が疲れた精神を回復する時間だったんだ。今は何処に居ても何をしていても連絡が出来るし仕事も出来るけど『出来てしまう悪影響』は計り知れない。それが証拠に携帯が手放せない子供の多い事。確かに学校連絡までもがLINEだったりするから親も注意出来ないところが有る。でもイジメがLINEが原因なんて事もニュースになるから善し悪しである。既読マークが有るのにスルーされただけでケンカや最悪、殺人にに発展が有ったりも。また他人の心情を察する事の出来ない若者が多い事に驚かされます。顔文字付きでLINE等をしている事に慣れてしまい直接の会話では人の表情が読み取れ無いのです。この休み中に圏外の場所(今は無いかなぁ)に行って目の前の家族だけと過ごして少しの間、携帯と離れて衰弱しきった精神を休ませては如何でしょうか?